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2025.10.07

0秒脱衣でリビングを汚さない ! 玄関直結ランドリー×衛生動線の正解

はじめまして。
関西全域でお家・店舗など、

様々な暮らしをお届けしているアートハウスです。

「家づくりのノウハウ」をテーマに、皆さまに役立つ情報をお届けしています。

 

第5回となる今回は、

「玄関からの帰宅動線と水回り配置」について。

帰宅後“0秒脱衣”で汚れや花粉をリビングに持ち込まない、

衛生的で片づけやすい動線計画を解説します。

毎日の暮らしが整う設計のヒントになれば嬉しいです。

 


1.結論:帰宅後“0秒脱衣”で生活感と汚れを止める

     

結論から言うと、

玄関から“0秒脱衣”で水回りへ直行できる動線を設けると、

汚れや花粉をリビングに持ち込まずに済みます。

 

上着やカバン、洗濯物の置き場を通過点に置くことで、

自然に片づく導線ができます。

衛生面と片づけの両方が、玄関でほぼ決まります。

 

【ポイント】
・帰宅導線と来客導線を玄関で分けると生活感を遮断できる。
・“置きたい物”の定位置を通過点に置くと習慣化する。
・動線が短いほど掃除エリアも小さくなる。


2.なぜ効く? 玄関直結ランドリーの衛生・時短効果

汚れや湿気は通過した場所に残るため、

最初に通る導線で止めるほど影響は小さくなります。

 

花粉や砂ぼこりは玄関で脱ぎ分け、

湿った衣類やタオルはすぐ洗濯機へ入れます。

手洗いが近いほどルーティン化しやすく、

家族全員の実行率が上がります。

 

【ポイント】
・衛生導線は「脱ぐ→洗う→手洗い」の距離を最短にする。
・汚れは“拡散前に隔離”が最も効果的。
・結果としてリビングの掃除頻度が下がる。


3.計画のコツ:通る順番に機能を並べる

動作の順番をそのまま間取りに落とし込みます。

靴を脱ぐ位置のすぐ横にコート掛け、

その先に洗濯機、予洗い用スロップシンク、

手洗い、浴室を直列で配置します。

リビングへ戻る導線を短くすると、回遊がスムーズになります。

 

【ポイント】
・“行動順”を紙に書き出してから配置する。
・通路幅は回転動作を想定して余裕を確保する。
・扉は引き戸を基本にし、開閉ストレスを減らす


4.実例ポイント:収納・乾燥・手洗いを一箇所で完結

玄関奥のSCLからランドリーへ直通し、

洗濯機→室内干し→ガス乾燥機→収納を数歩で完結させます。

 

スロップシンクで泥汚れを浸け置きし、

手洗い後にLDKへ復帰します。

“干す→しまう”を同室で完了できると、

生活感が出にくく散らかりません。

 

【ポイント】
・下着やタオルはランドリーで“使う場所にしまう”が鉄則。
・部屋干しバー+乾燥暖房で梅雨時でも臭いにくい。
・視線を通すルーバー扉で圧迫感を抑えつつ目隠しする。


5.まとめ:今日から間取りに足すチェックリスト

【ポイント】

・玄関から洗面・ランドリーに直行できるか。
・スロップシンクを置く位置はあるか。
・“干す→しまう”を同室で完結できるか。
・来客導線と家族導線を分けられているか。

 


 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

衛生と片づけが両立する帰宅導線は、

毎日の時短と心地よさに直結します。

次回も、暮らしを軽くする具体的な工夫をお届けします。