HOMEスタッフブログ平屋か2階建てか ─ コスト・面積・メンテから逆算する最適解

STAFF BLOG

スタッフブログ

2025.10.17

平屋か2階建てか ─ コスト・面積・メンテから逆算する最適解

はじめまして。
関西全域でお家・店舗など、

様々な暮らしをお届けしているアートハウスです。

今回は

「平屋と2階建て、どちらが自分たちに向くのか」を整理します。

坪数だけでなく“使える面積”と“将来の負担”まで

見通す視点が大切です。

 


1.結論:暮らし方と“面積の使い方”で選ぶ

 

 

結論から言うと、

家族が同じフロアで過ごしたい、

将来の上下移動を軽くしたいなら平屋が向いています。

一方、限られた敷地で

必要な居室数を確保したい場合は

2階建てが有利です。

日々の行動量(上下移動)と

必要室数を基準に判断しましょう。

 

【ポイント】
・平屋は“同一フロアの一体感”と“回遊性”が得意。
・2階建ては“敷地効率”と“ゾーニングの自由度”が強み。
・家族構成の変化に応じて柔軟に考える。


2.なぜ平屋は高く見えるのか(階段コストの正体)

 

 

2階建ては階段のために

1階2帖+2階2帖=計4帖相当を要します。

坪単価×4帖分が“階段コスト”で、

見かけの坪単価差を均して考える必要があります。

つまり、実効面積で比べると

価格差は想像より縮まることが多いのです。

 

【ポイント】
・階段スペースは“使えない面積”と捉えて差し引く。
・平屋は廊下を短くでき、体感面積が増える。
・コスト比較は“実効面積 / 動線長さ”で見る。


3.メンテと将来性:足場・上下動線・家族の変化

 

平屋は足場負担が小さく、

外壁や屋根の補修計画が取りやすい傾向。

将来の上下移動の負担が少なく、

暮らしの継続性が高まります。

2階建てはプライベートゾーンの分離に優れ、

ライフステージに合わせた使い方

(将来の間仕切り変更等)がしやすいのが利点です。

 

【ポイント】
・平屋は“続けやすい暮らし”を支える。
・2階は“分節と拡張”に強い。
・メンテ費を長期で見て総コストを評価する。


4.敷地と交通:郊外×広い土地という選択肢

 

 

郊外なら70〜100坪などの広い土地で、

平屋+庭+複数台駐車を両立しやすくなります。

通勤時間とのバランスが取りやすい

ベッドタウンも候補に。

庭の活用度が上がるほど、平屋の価値は高まります。

 

【ポイント】
・土地価格とアクセス時間の許容範囲を先に決める。
・外と中を一体で使う計画が平屋の真価を引き出す。
・BBQや外遊びなど屋外ニーズが多いほど向く。


5.まとめ:迷ったら答えが出る5つの質問

 

 

【ポイント】

・同一フロアで気配を感じたいか。
・上下移動の将来リスクをどう捉えるか。
・屋外利用をどれだけ楽しみたいか。
・地域相場と通勤時間は許容できるか。
・メンテと総コストを長期で見ているか。

 


 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

“数字”と“暮らし心地”の両側面から、

自分たちに合う形を選びましょう。

敷地とご予算に合わせた最適案は、

私たちが丁寧にご提案します。