はじめまして。
関西全域でお家・店舗など、
様々な暮らしをお届けしているアートハウスです。
今回は
「平屋と2階建て、どちらが自分たちに向くのか」を整理します。
坪数だけでなく“使える面積”と“将来の負担”まで
見通す視点が大切です。
1.結論:暮らし方と“面積の使い方”で選ぶ
結論から言うと、
家族が同じフロアで過ごしたい、
将来の上下移動を軽くしたいなら平屋が向いています。
一方、限られた敷地で
必要な居室数を確保したい場合は
2階建てが有利です。
日々の行動量(上下移動)と
必要室数を基準に判断しましょう。
【ポイント】
・平屋は“同一フロアの一体感”と“回遊性”が得意。
・2階建ては“敷地効率”と“ゾーニングの自由度”が強み。
・家族構成の変化に応じて柔軟に考える。
2.なぜ平屋は高く見えるのか(階段コストの正体)
2階建ては階段のために
1階2帖+2階2帖=計4帖相当を要します。
坪単価×4帖分が“階段コスト”で、
見かけの坪単価差を均して考える必要があります。
つまり、実効面積で比べると
価格差は想像より縮まることが多いのです。
【ポイント】
・階段スペースは“使えない面積”と捉えて差し引く。
・平屋は廊下を短くでき、体感面積が増える。
・コスト比較は“実効面積 / 動線長さ”で見る。
3.メンテと将来性:足場・上下動線・家族の変化
平屋は足場負担が小さく、
外壁や屋根の補修計画が取りやすい傾向。
将来の上下移動の負担が少なく、
暮らしの継続性が高まります。
2階建てはプライベートゾーンの分離に優れ、
ライフステージに合わせた使い方
(将来の間仕切り変更等)がしやすいのが利点です。
【ポイント】
・平屋は“続けやすい暮らし”を支える。
・2階は“分節と拡張”に強い。
・メンテ費を長期で見て総コストを評価する。
4.敷地と交通:郊外×広い土地という選択肢
郊外なら70〜100坪などの広い土地で、
平屋+庭+複数台駐車を両立しやすくなります。
通勤時間とのバランスが取りやすい
ベッドタウンも候補に。
庭の活用度が上がるほど、平屋の価値は高まります。
【ポイント】
・土地価格とアクセス時間の許容範囲を先に決める。
・外と中を一体で使う計画が平屋の真価を引き出す。
・BBQや外遊びなど屋外ニーズが多いほど向く。
5.まとめ:迷ったら答えが出る5つの質問
【ポイント】
・同一フロアで気配を感じたいか。
・上下移動の将来リスクをどう捉えるか。
・屋外利用をどれだけ楽しみたいか。
・地域相場と通勤時間は許容できるか。
・メンテと総コストを長期で見ているか。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
“数字”と“暮らし心地”の両側面から、
自分たちに合う形を選びましょう。
敷地とご予算に合わせた最適案は、
私たちが丁寧にご提案します。