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コラム

2025.11.21

土地なしから始める注文住宅|奈良・大阪での土地探しのコツ

はじめまして。

関西全域でお家づくりをお手伝いしているアートハウスです。

 

「土地がないけど家づくりを始めたい」
そんなご相談をいただくことが一番多く、
実は土地探しは家づくりの中で最も難しい工程とも言われます。

 

このコラムでは、
奈良・大阪エリアで“土地なし”から注文住宅を検討される方向けに、
後悔しない土地選びの考え方と、

アートハウス独自の 

 「土地探し+間取りづくりの同時進行」の進め方をまとめました。

 


1.土地探しは“家づくりと同時進行”が最適解

多くの方がやってしまいがちなのが、
土地だけを先に決めてから、あとで間取りや予算を考えるという流れです。

 

しかし、本当に大切なのは

 ・土地の形や向き
 ・そこにどんな間取りが入るのか
 ・光の入り方や“抜け感”がどう生まれるか
 ・外構や駐車計画が取りやすいか
 ・トータル予算の中で無理がないか

といった、

土地 × 間取り × 採光 × 外構 × 予算

がセットで成立しているかどうかです。

 

例えば、

 ・北向きの土地でも、大開口や吹き抜けで明るいLDKにできる
 ・旗竿地でも、視線の抜けと動線計画で広く感じる家がつくれる

など、“土地の欠点”は設計次第でカバーできる場合が多いのが実際です。

 

だからこそ、
土地と家は別々ではなく「同じテーブル」で

考えることが成功のカギになります。

 


2.土地の“良し悪し”は価格ではなく「使える面積」で決まる

「30坪あれば家は建てられるでしょ?」

そう思われる方も多いのですが、
同じ30坪でも“使える面積”は大きく異なります。

 

影響する要素の一例です。

 ・道路からのセットバックの有無
 ・崖や擁壁などによる法規制
 ・上下水道やガスなどのインフラ引き込みの距離
 ・高低差や地盤の状況
 ・隣地や道路との関係(境界・高低差)

 

これらによって、

 ・実際に建てられる家の大きさ
 ・駐車しやすさ
 ・外構のしやすさ
 ・プライバシーの確保しやすさ

といった部分が大きく変わってきます。

 

数字上の「坪数」や「価格」だけで決めるのではなく、
その土地で“どれだけ使えるか”を

確認することが、とても重要です。

 


3.土地探しで必ず見るべき3つの指標

土地を見るときは、
「南向きかどうか」「駅からの距離」

だけで判断しないようにしましょう。

アートハウスでは、特に次の3点を重視しています。

 

①日当たりではなく「採光の取り方」

南向きでなくても、
吹き抜け・高窓・庭の抜け・大開口の位置などを工夫すれば、
明るさは後から設計でつくることができます。

 

②駐車計画が素直に取れるか

間口が狭い土地でも、
斜め駐車やL字のアプローチ、外構の抜けを工夫することで
日常的に“停めやすい”駐車スペースは十分つくれます。

 

③外構とセットで防犯・プライバシーを確保できるか

フェンスや植栽、塀の高さや位置など、

外構計画次第で

「見せ場」「防犯」「プライバシー」は大きく変わります。

 

土地を見に行くときは、
土地そのものではなく、「完成後の暮らし」を

イメージできるかどうかを意識してみてください。

 


4.アートハウスでは土地探しと間取り作成を同時に進行

一般的な住宅会社では、

 「土地が決まらないとプランは作れません」

と言われることも少なくありません。

 

一方でアートハウスでは、
土地が決まる前から

“仮プラン”を作成し、

土地探しと家づくりを同時進行で進めていきます。

 

その理由はシンプルで、

 ・プラン(間取り)がないと、本当の総予算が見えない
 ・プランがあることで、土地を見る目が変わる

からです。

 

土地だけ見ていても、
「何となく良さそう」「安いからお得かも」
といった感覚で決めてしまいがちです。

 

そこでアートハウスでは、
“土地+プラン+予算”をワンセットで考えられるように
初期段階から間取りづくりに取り組みます。

 


5.土地がなくてもプランを作れる理由

「それって、どうやって進めるの?」と
驚かれることも多いのですが、

やり方はとてもシンプルです。

 

まず、

・ご希望のエリア(奈良・大阪など)
・おおよそのご予算
・欲しい部屋数や駐車台数
・平屋/2階建てのイメージ

 

などをヒアリングさせていただいた上で、
ご希望条件に近い土地条件(敷地形状・間口・方位など)を

こちらでピックアップ。

 

その土地条件をベースに、

 ・LDKの位置や広さ
 ・水回りや動線計画
 ・採光・風の抜け方
 ・駐車計画・外構計画

などを組み込みながら、
“仮の敷地”に対して間取りを当て込んでいきます。

 

そして、この仮プランは、
その後見つかった別の土地にも、

少し調整しながら当てはめることが可能です。

 

 

つまり、
「せっかく気に入ったプランを作ったのに、

土地が買えなかったから全部やり直し」
ということにはなりにくい進め方です。

 


6.まとめ:土地探しは“設計者と一緒に”が最適解

最後に、土地探しからの家づくりで
後悔しないためのポイントを整理します。

 

【ポイント】

 ・土地は「価格」や「方角」だけで決めない
 ・“使える面積”と“完成後の暮らし”をイメージして判断する
 ・土地と家は分けずに、同時進行で考える
 ・設計者と一緒に土地を見ることで、欠点を工夫でカバーできる
 ・アートハウスでは土地探し〜仮プラン〜予算シミュレーションまで1社で完結できる

 

土地なしの状態から家づくりを始めるのは、
不安も多いと思います。

だからこそ、
土地探しからプランニングまで伴走できるパートナー選びが、とても大切です。

 

アートハウスでは、

「まずは話を聞いてみたい」

「予算感だけ知りたい」

といった段階からでも大歓迎です。

関西全域で対応しております、お気軽にご相談ください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたらしい暮らしが叶う土地と家づくりの一歩を、

ぜひご一緒できれば嬉しいです。