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コラム

2026.02.19

収納ケースを先に買う家づくり|施主と一緒に作ったリアル寸法設計のすべて

はじめまして。
関西全域でお家づくりをお手伝いしているアートハウスです。

 

第3回は、動画でも反響が大きかった「収納の決め方」を深掘りします。
今回の施主様は、家が完成する前に“収納ケースやハンガーを先に決める”という逆転の考え方で、
住み始めてからの「入らない」「置き場がない」を限りなくゼロにしました。

文字にすると少しストイックに聞こえますが、実際はとてもシンプル。
“使うモノの寸法を先に決める”だけで、暮らしは驚くほどラクになります。

多くの家づくりでは、
「家ができる → 収納を考える」
という順番になりがちです。

 

収納は「大きければOK」ではなく、
“ピタッと入って、迷わず戻せる”ことが重要です。
そのための一番確実な方法が、基準寸法を先に固定することでした。

・収納ケース=棚寸法の“物差し”にする

・ハンガー=クローゼットの“通路幅”を決める要素

・ゴミ箱=キッチンの“抜き寸法”を左右する

 

 

収納の失敗で一番多いのが、
「買ったケースが入らない」または「入るけど取り出しにくい」です。

 

このお家では、施主様が動画内でも話されていたように、
「最初に全部決め切っておくと、住んでから頑張らなくて済む」を優先。
だからこそ、引き渡し後も“綺麗が続く”状態をつくれました。

・後からの買い替えが減り、結果的にコストも減る

・余白のムダ”が減り、収納量が同じでも使いやすくなる

・「考える」工程が減ると、片付けは習慣になる

 

この住まいで先に決めたのは、次の3つです。
どれも「生活感が出やすい」「毎日使う」「置き場が迷子になりやすい」代表格。

 

② ハンガー
ハンガーの幅は、クローゼット内の干渉に直結します。
肩幅・通路幅・2本掛けの並びまで想定すると、ストレスが激減します。

・決めるのは高級品ではなく“いつも使う定番”でOK

・基準が決まると、棚計画とコンセント計画が一気に進む

・「何を置くか」が決まると生活感は隠しやすい

 

基準寸法が決まったら、次は設計への落とし込みです。
ここで大切なのは「収納量」よりも“使う動作が止まらない寸法”にすること。

 

また、可動棚は「とりあえず可動」にするのではなく、
“将来変わりそうなゾーンだけ可動”にするのがコツ。
固定棚と組み合わせることで、強度と使いやすさを両立できます。

【ポイント】

・棚は「入る」より「出し入れしやすい」奥行きが正解

・固定+可動を混ぜると、強度と自由度のバランスが取れる

・毎日触る場所”ほど、寸法の違いが効いてくる

 

5.まとめ:収納ストレスもコストも減る“先決め”チェック

「収納は家ができてから」ではなく、
“家ができる前に基準を決める”だけで、暮らしはかなり変わります。

片付けが苦手な方ほど、住み始めてから頑張るのではなく、
最初に“迷わない仕組み”を作っておくのが近道です。

【チェックリスト】

・使う収納ケース(奥行き・高さ)を先に決めたか

・ハンガーの幅まで含めて、クローゼット寸法を考えたか

・ゴミ箱の“抜き寸法”をキッチンに用意したか

・可動棚は“変わる場所だけ”にしているか

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
アートハウスでは、今回のように「収納する物」から逆算して間取りを整える打合せも行っています。
「片付けが苦手だからこそ、最初に仕組みを作りたい」という方は、ぜひご相談ください。